家づくりで後回しにされがちな外構工事(外構工事についてはこちら)。その中でも、郵便受けはどのようなものにするかで、家本体への工事に影響することもあります。郵便受けをどのようなものにして、どこに作るか…意外と難題です。
私の実家は戸建てですが、玄関に外とつながっている郵便受けがあり、それが当たり前だと思い込んで生きてきました。
振り返ってみると、家の外壁についているもの、ドアについているもの、表札と一緒になっているもの、外構の塀の外から入れて内側から取り出すもの…結構いろいろな郵便受けがあるんですよね。
機能や使いやすさ、デザインなどを意外と左右するので、簡単なようで結構悩みどころです。
郵便受けの種類(勝手に分類)
(1)壁掛け型
家の外壁や、門塀などに取り付けるタイプ。
メリット:施工が簡単(DIYもできる)
デメリット:外に出ないと中身を受け取ることができない。
(2)独立型
玄関アプローチなどに独立して設置するタイプ。
表札やインターホンと一体になったタイプもある。
メリット:壁掛け型や埋め込み型と比べると存在感があり、こだわることができる。設置場所が比較的自由。
デメリット:外に出ないと中身を受け取ることができない。壁掛け型に比べると施工が難しい。
(3)埋め込み型
門塀や外壁などに埋め込んで設置するタイプ。
表札やインターホンと一体になったタイプもある。
メリット:シンプルに仕上げることができる。外壁に埋め込む場合は、外に出ることなく中身を取り出すことができる。
デメリット:事前に設計に織り込む必要がある。交換が大変。外壁に埋め込む場合は断熱性が落ちる。
2.結局どれがいいのか
本人のこだわり、好み、生活スタイルで優先するポイントが変わってくるので、一概にどれがいいとは言えません。生活をイメージしながら選ぶしかないと思います。
ただ、個人的な意見を言うと、家の外壁の埋め込み型は早々に検討対象から外しました。外に出ずに受け取れるメリットはありますが、断熱性の低下だとか、そこだけセキュリティが甘い印象が拭えなかったからです。それに、新聞は電子版で見てますから、毎朝郵便受けを覗く必要はありません。
30年後に今と同じ生活をしているわけもなく、後から変更しやすいものを選ぶというのも間違っていないと思います。
ちなみに私はYKK APの壁掛け型ポストをDIYで設置しました。
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